どうぶつブログ

(ヒト ∈ 動物)について、いろんなこと書いてます。

モテ テク、もとい挙動不審(ワカモノの性・メスの場合)

前回は、まだ全然大したことない若いオスがモテるってお話でしたけども、メスはどうなんでしょう。

若くてピチピチ。

フレッシュな新入り。

モテそうだよね。

 

モテないんだよね。。

かわいそうなくらい。。

 

チンパンジーのメスは普通、成長して発情が始まってくると、生まれた群れを出て、別の群れに移ります。

で、そこで、

悲しいほどの非モテを経験します。

 

モテるために何が必要かってことなんですけど

結局

しっかり産めて、しっかり育てられる
(オスからすると、自分の遺伝子をしっかり残してくれる)

っていうことなんですね。

 

チンパンジーは閉経することなく、歳とって死ぬまで子供を産み、育てます。
(産む間隔は長くて、子供一人一人をじっくり育てます。)

なので、タイムリミットがある人間と違って、若くてつるつるピカピカの女子ではなく、少なくとも1人は子育て経験のあるメス、「(出産・育児を)できるオンナ」という証拠のある妙齢のメスがモテるんです。

群れに入ってきたばかりの、どこの馬の骨ともわからないワカメスは相手にされない。。

 

しかし!

そうはいっても欲求不満なわけよ!!

だから必死(泣)

 

その必死っぷりが涙ぐましかったのが、クーピー

 

右奥の子がそれ。必死でオスの目の前で「リーフクリッピング」(葉っぱをかみちぎる)という行動をして、気を惹こうとしてるところ(写真ではもうだいぶ終わりかけだけど)。

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手前にいるオス、なんっっの興味もない感、伝わりますでしょうか。オス同士の毛づくろいのほうが大事。。

 

リーフクリッピング終わって、「フウ…まあやっぱダメですよね…」みたいになって横向いてるところ。。

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オスは終始ガン無視。

 

さらに、若い=経験が浅いため、いつもなんだか及び腰で、

あるとき意を決したように(?)付近に現れたオスを誘いに行き、わかりやすく彼の前へお尻を差し向けた(交尾に誘うときメスはよくやります)のに、

「よしがんばろう!」(お尻向け)→「やっぱ無理!」(逃げ気味)→「よしがんばろう!」(お尻向け)→ …

っていうループ(一人コント)をやった挙句、結局わ〜〜~っと走って逃げ出して。。

(昔よくテレビで「ドッキリ大成功」みたいなシーンを「マンボNo.5」をBGMにして繰り返し流す、っていうのがありましたが、まさにあれみたいでした。)

オスだってポカーンですよ。

 

下の写真、見えづらいですが、いちばん奥のほう、なんかほっそい木にしがみついて、うつむいてるチンパンジーがいるのがわかりますでしょうか。あれがクーピー

さらに、真ん中へんに、だらんと寝っ転がったのがいますね。これがオス。「マジどうでもいい」って感じ出してます。

手前は、一部始終を目撃していた、クーピーよりさらに若い子。すごいじっくり見てた。

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ズーム。クーピー、これね。

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しがみつくような木じゃないからね、それ。

 

その後、顔を上げ、残してきたオスのほうをじっとりみつめるクーピー。

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まるで、「またダメだった…、、、、、、、」とでも言ってるかのようでした。。

 

 

がんばれクーピー

 

って思ってたんですけど

最近は相手にしてもらえるようになってきたみたいです。

逃げ出すこともなくなったような。

 

よかったね!

長かったね!!